パーマさんとはKENJI PERM CAMPさんのことです。
パーマ山序章
パーマさんがオフ会やるって!?えー、行ってみたい行ってみたい!
で、募集要件を何度も見たのですが…。
2月で…、徒歩で…、うぅ、自信ねぇ~。
っていうか、徒歩キャンプで真冬を乗り切るアイテムを持っていない。
ま、まんとかなるっていうか、なんとかしないと参加できないっすもんね。
まず、バックパックが無いんですよね。
そして、冬に使えるシェラフもない。
ってなわけで、かつて使用していたスノーボードのバッグの中に、寒さを凌げそうな普通のアイテム(毛布とか)をぎゅうぎゅうに詰めこんで運搬するっす。
パーマ山到着
スポーツ用のバスケットボールが入りそうなサイズのトレーニングバックにもあれこれ詰め込んで持ってきました。
謎のピンク色の折りたたみキャリーでコロコロと持ってきて、山に上げるときはパーマさんに手伝ってもらうという軟弱っぷりで無事に登山完了。
(パーマさんありがと、背負子カッコイイっす)
登山って言っても本格的な山登りではないんですけどね。
持ってきたテント。
これね、キャンプの師匠から譲ってもらったんですよ。
最初、激安ソロテントで行こうとしていたのですが、パーマ山に参戦する2週間くらい前に師匠とキャンプへ行って冬の厳しさを味わってきました。
で、2人で話した結果「激安テントじゃ死ねますな」ってことになり、このテントを譲ってもらいました。
(師匠ありがと、勉強になります)
やっぱりみんなすげぇー、アイテムがちゃんとしてるし、設営が早い。
私もがんばろ、師匠から譲り受けたテントもあるしな!
テントの張り方はもうバッチリですわ。
私は基本的に重たいアイテムが好きな傾向があるから荷物が軽くならんのよ。
テントを張れたら少し安心しました。
パーマ山からの景色を見てホッと一息ですね。
日が出てきて温かい。
パーマさんに七輪を借りるだとォ?
X(ツイッター)のメッセージから
こんな挑発的なメッセージをし、七輪を持って行く気まんまんでした。
そして、1か月後、オフ会当日のことです。
準備万端、さぁ、行こう。忘れ物はないかな?
あー、そうだ、七輪!七輪!
七輪!?
ちょ、まって…。この荷物で徒歩で、七輪って…。
無理だろ…。
当日の朝、X(ツイッター)のメッセージから
事前に七輪があるとお聞きしていたので、ココでも他力本願。
持って行くの無理だわ、甘えます。
パーマさん七輪のスペック
パーマさんに七輪を借りました。
安心する形状の丸七輪です。ミツウロコの七輪ですね。
使い込まれていて良い七輪です!
灰がたまって風口が閉じられています。
最後に使用した人が炭をいれた状態で風口を閉じたのでしょう。
そのまま時間をかけてじっくりと消火されて灰が残った状態ですね、これは。
私は風口全開で使います。
少し錆びていますがスーッと開きます。
灰を撤去し火皿の座りを整えたら準備万端です。
バッチグー!(←そのうち爆発的にまた流行ると思っています)
パーマ山の焚き火
七輪の横にくぼみを作り、直火の焚き火場所を用意して、その右側に七輪を配置します。
こんな感じの配置が私のいつもの配置ですねー。
パーマ山には素晴らしい焚き火台があります。
ドーンっと大きな薪も入る丸型。
ドラム缶をぶった切ったタイプの焚き火台です。
落ちている薪や草が湿っていてなかなか火がつきませんが、さすがパーマさん好きな皆さん、火熾しのスキルが高ぇー。
超特大、大きなキャンプチェアの前に大きな焚き火。
王様感がパねぇっす!
大きい焚き火、暖かい。
パーマ山でごはん
パーマ山でもごはんを炊きます。
パーマさんが守っている古民家では「水」が得られます。
人間が生きていくためには水が必要です。山で生活するには安定して得られる水は大変貴重です。
野営やキャンプで一晩過ごすだけの山とは違って、安定して得られる山の水がある古民家がどれほど素晴らしいか、しみじみと感じます。
パーマさんがメンテナンスして守っているのも納得!
水をもらいに行くと大きなカエルがのしのし歩いていました。
これも古民家ならではなのか!?デカすぎてびびる…。
七輪に火を熾し、山の水を使ってごはんを炊きます。
夜は寒いのでごはんを焚きながら飲み物も温めます。
ほっかほかに炊けたごはん。
めちゃくちゃうまいっ!
やっぱ水がいいのかな、ごはんだけで食べれちゃうくらい美味しいです。
七輪パワー
七輪の魅力をどうやってお伝えすればよいのか…。
私は考えましたが、やっぱり肉を焼くのが一番わかりやすいですよね。
ってことで、いわゆる普通の豚肩ロースを買ってきました。
特別、良い肉ってわけではなく、どこのスーパーでも普通に買えそうなお肉です。
寒いから温かい飲み物を飲みながら準備します。
みんなと囲んだビッグ焚き火の脇に七輪を移動してきてお肉を焼く準備です。
豚肩ロースをどんどんって乗せていきます。
美味しい豚肩ロースがファイヤーを潜りぬけて美味しくなりました。
お肉をどうぞー。
大盛況で振る舞いました。
肉の画を残す前に振る舞ってしまいました。
ってことで、残りの肉も全部焼いていきます。
油でファイヤーするくらいが美味しい。この煙をくぐることで燻煙効果のスモーキーな香りがプラスされます。
焚き火と炭火はやっぱりちょっと違います。どちらも味わい深くそれぞれの良さがあります。
なんと表現すればよいのか、ワイルドとエレガントという感じで、どちらも魅力たっぷりなんですが、七輪の魅力をガツンとお伝えするには炭火です。
私は炭火の炭にも拘っています。
焼けた焼けたー。
最高の豚肩ロースです。
完璧なスパイスキットをご提供いただいてさらに美味しくパワーアップです。
オフ会のチカラだー、スパイスキット凄ぇー!
(にっこりさん、ありがと。お肉の美味しさ2倍です!)
これがめちゃくちゃ美味い!
スパイスのチカラ、パねぇ!
これを白いご飯と一緒に食べる。
こうかはばつぐんだ!
焚き火から囲炉裏
焚き火から古民家の囲炉裏へ移動します。
パーマさんに案内された古民家内の囲炉裏。
いい…。
素晴らしい。
囲炉裏があるなんて羨ましい!
この雰囲気が古民家って感じですが、炭火の安らぎが家の中にある世界。
これはもう別次元です。
囲炉裏のあるウチでは木は燃やさないというお宅もあるかもしれませんが、パーマさんは換気もしてくれていて焚き火もオッケーということで、ココで料理も楽しめます。
もちを焼きながら、オフ会メンバーで乾杯!
囲炉裏を囲んでおしるこ。
こんな贅沢があっていいのでしょうか~?
囲炉裏、おしるこ、みんなと乾杯。
パーマさんも含めたみんなでフリートーク。キャンプの話し、経験談、キャンプギアについて、Youtuberの話し、思い出話し、などなどネタが尽きない尽きない。
オフ会の夜は楽しくて楽しくて最高の一日になりましたー。
翌朝も囲炉裏へ
次の日は朝から雨。
みんな撤収の準備を進めて古民家の囲炉裏へと集合。
やっぱり落ち着く~。
カマドに羽釜をセットしてごはんが炊けるということで、見せてもらいました。
みんなで羽釜ごはんを食べましょう!
ほわ~、ええ匂いやぁ~。
炊き加減バツグンですなぁ!
(トレックさん、ありがと。炊き時間、火加減、完璧です)
ちょっとおこげが付いてピッカピカの羽釜ごはんがこれまた特別な味わい。
美味しい。
ごはんって、七輪を使うとか、水を変えるとか、カマドを使うとか、羽釜を使うとか、美味しさが変化に富んでいます。
その中でも大きなカマド+羽釜のごはんは特別感MAX。
このごはんの味は忘れないな、きっと。
オフ会参加後記
オフ会参加、後記です。
自分の部屋で寝る前に見るYoutube、今ではほとんどテレビを見なくなってしまいました。
Youtubeでは自分の好きなチャンネルを見ていますが、昔からよく目にしていたKENJI PERM CAMPさん。
100円ショップの道具を使ったBBQの工夫や、飯盒やアルコールストーブなどのアイテムとそれらの収納の工夫など、普段自分が楽しんでいるキャンプやBBQの参考になるなぁ~って、どんどん興味を持っていったんですよね。
次第にプロフィールや会話の内容から自分と歳も近いし、出身地なども私の住んでいる場所から近かったり、パーマさんのことをとても親近感を持って応援していました。
そんな中オフ会の案内があったときは嬉しかったです。
でも私って本格的なキャンパーではなく、基本「七輪」なんですよね。
参加していいのかなぁ~?人見知り、コミュ障…、う~ん…。
飯盒も持っていないのよ…。
(本は持っているんですけどね)
でも!勇気を出してオフ会に参加してとても良かったです。
参加していたメンバーが誰一人として私のことを変な目で見ることなく、とても温かく迎えてくれたことでとても安心しました。
何よりもパーマさんの人柄がとても素晴らしかったです。
というか、Youtubeで感じていたままの優しい人で、会話も楽しくてとてもお気遣いのある紳士な方でした。
生「パーマです」には感動。笑
本人は有名人的な感覚は無いらしく「ただの人ですよー」って言っていましたが、Youtubeの世界だけでしか見る事のできなかった人が、自分のリアルの世界で一緒に会話ができたことに感動。
実際に会った結果、今まで以上にパーマさんを応援しよ!って思いました。
本に書いてもらったワンコが私の宝ものの一つになりましたー!
1泊2日のパーマ山冬のキャンプオフ会、楽しかったー!
パーマさん、皆さん、本当にありがとうございました。
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