西丹沢でソロキャンプをしたエピソードも束の間です。
まだ1月ですが再びキャンプに行くことにしました。
私の息子が「キャンプいいなぁ~」と言うので「寒いけど、平気なら行ってみる?」と尋ねると「行く行くっ!」ってことになりました。
今回の記事はキャンプの様子を丸々ご紹介していてとても長い記事になっていますので、目次から気になる箇所に跳んで閲覧して下さい。
世附川ロッジ
今回も丹沢湖周辺のロッジにします。
1度経験して寒さのレベルもわかったので色々と対策がとれるから同じような場所のほうがよいと考えたワケです。
世附川ロッジの場所
場所は「〒258-0204 神奈川県足柄上郡山北町世附874」世附川ロッジです。
世附川は「よづくがわ」と読みます。
チェックインは14時~
買い出しをする場所やランチの場所も事前に決めておくことをおススメします。丹沢湖の周辺に行くとお店が限られてきますのでご注意下さい。
キャンプのチェックインは午後14時にさせていただいたので黄色い看板のファミレスでランチをとって、スーパーで買いだしをしてからロッジに向かうことにしました。
ランチ、とっても美味しかったです。
世附川ロッジ入口の様子
世附川ロッジは丹沢湖周辺の道路を走って行くと到着します。途中にいくつか橋を渡ったりトンネルをくぐったりします。
舗装された道路のまま入口まで到着することができました。凍ってもいないし、崩れてもいなかったので、特に危険な道はありませんでした。(2022年1月)
木の看板、とってもいいですね。雰囲気出ています!
しかも、年中無休って書いてあります。無敵すぎる!私はネットで検索して見つけ出したのですが、予約やお問い合わせをしてみたい人は「0465-78-3636」にTELしてみて下さい。
公式ホームページもあるので参照してみると雰囲気がよくわかりますよ。
世附川ロッジの受付
世附川ロッジの受付は入ってすぐの場所です。
受付はありますが、管理人さんが事前に丁寧に連絡をくださっていて、私達と同時刻に到着してくれたので入ってすぐに声を掛けてもらえました。
親切で優しい方で良かったです。
「何かわからないことなどがあれば電話で連絡して下さい」とのことで、とても頼りになる管理人さんでした。
泊まる部屋決め
初めてロッジを利用させていただくこともあり、管理人さんに当日泊まる場所を選ばせてもらえることになっていました。
私と息子はどの部屋にしようか、まるで不動産物件選びのようにコッチがいいか?アッチがいいか?と相談しました。
オフシーズンで他に予約のお客様が少なかったため、対応して下さいました。感謝!
泊まるロッジは「No11」に決めました。
こちらの部屋は管理人さんの「子供にも人気です」の一言で迷わず決めました。
「お父さん、上にも部屋あるよ。ココいいね!」
うん、私もココが一番良さそうだと思いました、同感。
No11部屋の中の様子
1Fも2Fも畳の部屋ですが、とてもキレイです。
木の温もりが感じられます。
窓も多くあり、とても開放感のある部屋です。窓開けっ放しだと寒いですけどね。
夜になる前に締めないと1月の寒さは厳しいです。
2Fは三角屋根の形のままの天井がそのまま見えている部屋になっていて、はしごで登るのも「基地」みたいな感覚です。なるほど、子供に人気なワケです。
子供が喜ぶ場所って私も好きです。食べ物もキッズメニューとか好きですね。40歳過ぎてもお子様ランチが食べたい派の人間です。笑
他の部屋の様子は?
受付にあった「案内図」によると我々の泊まるNo11は「BBQ4」を利用するのがよさそうです。
ほかにも二つ連結されたNo12の部屋や一番上には展望台というものもあります。
こういうマップを見てしまうと、ついつい行ってみたくなるものです。
写真をたくさん撮ってきていますので、惜しみなく紹介しちゃいます!
他のバンガローの様子
少し高い位置に上り撮影しました。他の部屋もどれも個性があります。
どの部屋に泊まっても良さそうですね。
奥に湖が見えるのわかりますか?部屋の位置によってはとてもいい景観になると思います。
BBQ場所との位置関係も重要になってくるかもしれませんね。
私達が使用するBBQ場所
私達がBBQや焚火で利用するのは泊まる部屋のテラスのすぐ下にある場所です。
BBQ4番の場所です。
どのBBQ場所にも炉と炉を囲むようにテーブルがあり、ペール缶に火ばさみが用意されています。
椅子もテーブルも完備されていてとても使い勝手が良いです。風防が1か所ついているのがありがたい!
道具は炊事場のほうにもたくさんあるということで、必要であれば管理人さんにお声かけして貸してもらうとよいでしょう。
私は自分の火ばさみを持参しています。
トイレについて
トイレの様子です。
和式と洋式の両方がありますが、どちらもキレイでした。
電気も付くし夜に行っても怖くないです。
1月の丹沢では水道が凍ってしまうということで、トイレの水道だけは止めずに流してあるそうです。
他の水道は凍ってしまって蛇口をひねっても水が出ません。
受付横の炊事場の様子
大きな炊事場があり、水道も複数あります。カマドも近くにセットされていますので、大人数で利用することもできる広さがあります。
私は息子と2人だけなのでこの大きな炊事場を利用することはありませんが、奥に気になるものを発見!
コチラです!コレ、ピザ窯でしょ!!
いいな、いいな、いいなぁーーー!!
コレでピザ焼いてみたい!
薪ストーブとか暖炉とかピザ窯とか囲炉裏とか、憧れる。
展望台の様子
展望台にあがると丹沢湖が一望できます。
冬の湖周辺も冷えた空気で澄んでいてとても良いですね。
空はどこまでも青く透き通っていてキレイでした。
BBQをする前に!
私が家から持参した湯たんぽ軍団は大が2個。小が2個。
まずはこの湯たんぽ軍団にアツアツのお湯を入れておく必要があります。
湯たんぽは毛布などでくるんでおけば温かさをかなりの時間保ってくれます。
夜はとても冷え込むので寝袋の中にも毛布を入れます。
下には断熱材を敷いています。8㎜の断熱材、とてもいいです。
お湯はどんどん沸かしましょう!
夜になると冷え込むので早めにお湯を沸かしましょう。
今回私は備長炭を使用してお湯を早く沸かす方法を発見しました。
備長炭はとても高火力です。
丸七輪の中に備長炭を置き、その上に「ふるい」を乗せてあります。その「ふるい」の中にさらに備長炭を置くんです。
備長炭の上に直接ケトルを乗せて湯を沸かします。
この方法が一番早く湯が沸きあがりました。
湯たんぽもたくさんあるのでこの方法で何回かお湯を沸かして湯たんぽを準備して、冷え込む前に毛布の中に忍ばせておきました。
七輪バーベキューin世附川ロッジ
バーベキューにはもちろん七輪を使用します。
車のシートベルトで守りながら七輪をもってきました。振動厳禁!絶対死守!!
今回は息子と2人で焼肉パーティーです。ソロもいいけど、2人だとやっぱり楽しいですね。
焚火に使用する薪
焚火に使用する薪は持参しています。
近くの山で枯れて朽ちた木から乾燥したものを折って束ねています。
近隣の方が心良く薪木を提供して下さるのでとても助かっています。いつもありがたく使用させて頂いております。
土鍋ごはん
小さい土鍋で米が炊いてみたくて買ったんです。
画像のようにお米を1合いれたら、米よりも多く水を入れます。おおよそ1cm程度くらい上の位置になるまで水を入れています。このあたりは勘でやっています。
土鍋を火にかけているとぷくぷく音が聞こえてきます。蓋の隙間から湯気が出てくるので石を乗せて重くして安定させています。
さてさて、ちゃんと炊けるのか?
隙間から甘いいい香りが漂います。もう蓋開けて良さそうです。
しゃもじですくって2人で分けます。蓋がお茶碗の形になっていて使いやすいですね。
おこげもあってちょうど良い炊き具合です。
なぜかとても甘いんですよね。土鍋で炊くと米は甘くなるのでしょうか?よくわからないけど、とっても美味しいです。
焼肉に使用する肉
焼肉に使用する肉はナチュラルアンガスビーフです。
コチラのお肉は私の焼肉では定番中の定番!
絶対美味しいので間違いないです。七輪でやけばなお最高!
さっそく焼いていきましょう。
アンガスビーフの牛バラカルビはもう間違いないですね。
私と息子の間ではこの肉ならいくらでも食べられるってくらい最高に美味しいです。
いつものエバラ焼肉のタレをつけて食べています。
現地で炊いた白いごはんもあり、焼きたての牛カルビ!
めちゃくちゃ美味しいです。
七輪と備長炭持ってきて良かったーー!!
焼肉用ドリンクといえば?
七輪マスターの焼肉バーベキューで飲む飲み物といえば「コカ・コーラ」です。
コカ・コーラとお肉があれば無敵っ!
笹かまってどんな形?
鯛入り笹かまを炙って食べます。
「温めるとふっくら」と書いてあるので七輪と相性いいですよ、コレは!
焦げないようにコロコロとひっくり返して焼いていきます。
ふっくらとしてきます。
温めた笹かまは風味も2倍くらいに増加します。鯛入りと書いてあるとおり、鯛の味がします。
プリっと柔らかくてとても美味しいんです。七輪があるなら炙るだけでとても簡単なので試してみて下さい。
七輪で炙ればお醤油もつけずにそのまま食べられますよ!
漬物必須!
BBQって野菜もあるといいですよね。
私、漬物が大好きなんです。息子は食べませんが、お父さん専用!ってことで購入。
七輪で焼いたりはしませんが、漬物があると良い箸休めになります。
はまぐり
スーパーで買ったはまぐりです。
焼肉や焼き鳥が好きで肉ばかり焼いていますが、魚介もいいです。
貝類は七輪で焼くのがいいんですよ!
焼いているとハマグリからじわっと汁が出てきます。
そこに塩をパラパラっと振り、味付けをしました。
身がプリップリで甘くて美味しい!
牛タン
どうしても牛タンが食べたくて買ったのですが、3枚しか入っていないのに558円ですよ!?
今回はキャンプだから奮発です。
普段ならこんなに良い肉はスーパーでは買わないですよ!
牛タン塩コショウ!コレは今回の焼肉パーティーの主人公ですね。
堂々たる1位です。
めちゃくちゃ美味しいです。癖になりそうでヤバイ。
毎回キャンプ行くたびに「奮発」とか言って牛タンを買ってしまいそう。笑
たこバジル
たこバジルという商品があり気になったので購入しました。
お酒のつまみのようなものかもしれませんが、七輪で炙って食べると香りが引きたって美味しかったです。
はまぐりも美味しかったので、魚介づくしみたいなパーティーもしてみたいですね。
ワンダーフレーム【焚火レシピ番外編】
ワンダーフレームという焚火の中に入れて楽しむものが売っていました。
なんでしょう?ワンダーフレームって!?
どうやらこの袋ごと焚火の中に入れて楽しむものだと、記載があります。
袋の中は開けちゃダメみたいです。
食べ物でもありません。丸七輪で焚火を作りその中に放り込みました。
ワンダーフレーム楽しい!
炎の色が変わります。ゆらゆらと揺れる炎、ワンダーフレームを投入してから青系を中心に緑や紫色の炎に変化します。
焚火用アイテムとしては楽しい1品ですね。子供と一緒に枯葉を燃料に盛り上がりました。
しかも、かなり長持ちするので暫く色付き炎が楽しめます。
普段見られない炎の色なのでなんだかウットリしますね。
カップにお湯を注ぐ系のみそ汁はあったほうがいいですよ!
夜は焚火の火があっても冷えますから温かい飲み物を飲んで体の中から温まりましょう!
焚火の終わりに…
薪を燃やし尽くし、冷えてきたので夜の焚火パーティーは終了です。
BBQ4の場所は火の確認をして、備長炭は火消し壺へ。
片付けを済ませたら電気を消して就寝です。
翌朝の朝食
ミニカップヌードルとしじみ汁で体を温めて朝食は簡単に終了します。
片付けが面倒にならないようにお湯だけで作れる料理を朝食にするのはGoodですよね。
朝食を食べたあとのお楽しみ
ぶなの湯
朝食を食べたあとは丹沢湖周辺にある日帰り温泉「ぶなの湯」です。
焚火で煙臭くなった髪の毛や体をキレイサッパリ洗ってから家に帰れるのは嬉しいです。
着替えも持ってきたのでバッチリです。
ぶなの湯の隣は小川が流れています。
丹沢は本当に自然が豊かで心が癒されます。
ぶなの湯で温かい湯に浸かりながら息子に「キャンプ楽しかったなぁ~」「うん」なんて話しができるのが幸せです。
2人分支度した甲斐がありました。毛布もたくさん、湯たんぽだって軍団にして持って行ったんですから。一番はしゃいでいるのはお父さんってことですね!
丹沢湖記念館
帰路の途中、丹沢湖記念館で三保の家を見学させていただきました。
丹沢湖にまつわるエピソードと当時の道具などの展示があり、とても勉強になりました。
良きものを残していただき感謝です。
世附川ロッジで息子と冬キャンプの感想
冬のキャンプは寒い!
コレあたりまえなんですが油断しないで下さい。本当に!
くっそ寒いです。
毛布や寝袋、湯たんぽを用意して行って、それでも夜中の3時頃には寒いと言って起きてしまいました。
しまいには一つの寝袋に息子と2人で入って毛布グルグルまきの恵方巻みたいになって寝ましたー。
よく考えたら2人でお泊りプチ旅行なんて初めてかも?
キャンプって自然の中という環境もあり、非日常を体感できるので心も身体も健康になる感じがします。新鮮な空気を吸って、山々の音を聞き、子供と会話をしながら七輪BBQ。癒し満載です。
楽しかったので、また行きたいです。
日本には四季があります。冬以外の春夏秋で、丹沢はどんな表情を見せてくれるのか?
これからもキャンプや焼肉、バーベキュー、たくさん記事にしていきたいと思いますので応援よろしくお願い致します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
※追伸
世附川ロッジ管理人様、ブログへの掲載にご快諾頂きありがとうございます。間違いや不備などあればお問い合わせからご指摘下さい。またお世話になりに行きたいと思います!年中無休は心強いです!!
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