七輪!鍋割山の鍋焼きうどん

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七輪とキャンプ

※今回、七輪出てきません。

私は登山が趣味というワケではないのですが、知人に「一度でいいから鍋割山の鍋焼きうどんは食べたほうがいいよ!」と言われ、促されるまま「登ってみよう!」と計画しました。

駅に置いてある登山ガイドやYouTubeなどで知識を得て、登るコースを決めました。

大倉から「鍋割山」と書いてある看板を目印にひたすら上を目指して頑張って登っていきます。

鍋割山へ出発

2024年8月12日(月)です。山の日の振り替え休日ということで、祝日です。

鍋焼きうどんが食べられる「鍋割山荘」は定休日が月曜日ですが、月曜日が祝日の場合は火曜日が休みです。

ここで登山者カードを書いて「登山届」を出しておきましょう。

何かあってからでは遅いので、必ず出しておきましょう。

バス停から道へ出ると最初の看板があります。

鍋割山ー二俣と書いてある方向へと進んでいきます。

最初はちょっとした住宅街のような雰囲気の舗装された道路を進んでいきます。

このあたりからアスファルトの道路ではなくて、山道のような場所へ入っていきます。

二俣って書いてあるほうを目指します。

鍋割山7.0Kmと書かれています。二俣まで3.4Km。

このあたりでは平坦な砂利の道をただひたすら歩くだけで、まだまだ余裕がありピースして写真撮ったりしています。

二俣までの道のりは「西山林道」という名前の林道です。

ひたすら歩いていきます。

鍋割山まで4.9km、二俣まで1.3Km。

「西山林道」は関係者が車で通ることを許可された林道です。

すなわち、車が通れる幅があり、階段のような段差はありません。

鍋割山まで4.1km、二俣まで0.5Km。右側を進んでいきます。

ここが二俣ね。

川が流れています。

木の橋を渡ります。

※写真は木の橋を渡り終えてから撮影

この看板を見ると安心しますね。

正しい道を進んでいるという安心感。

私は鍋焼きうどんが食べたいので、鍋割山を目指します。

途中で滝が流れていたりして、沢の音があって涼しい雰囲気です。

でも8月のめちゃくちゃ暑い中を歩いているので汗びっしょりでヤバイです。

途中、石に腰掛けて休んだのですが、座った石が汗でびっしょりです。

このあたりから、登りの雰囲気になっていて上に向かい始めます。

車が停まっている場所まで辿りつきました。

山荘の人の車のようです。

ここには鍋割山荘が用意した水がありますので、体力に余裕のある方はボランティアパワーで上まで運んで下さい。

私は鍋焼きうどんを食べるのを目標にココまで歩いてきたワケですが、体力に自信がないどころか、もう疲れちゃっていて水を持つパワーがありません。

もうココらへんからすでに余裕がなくなってきました。

看板を発見するとまるでゾンビのように「なべわーりーやーまー」と呪文を唱え、ひたすら上を目指しています。

鍋割山ー後沢乗超の看板があります。

登山開始

鍋割山2.3Kmです。

私は鍋割山を登ったことがないシロウトなので、ココで「3/5くらい進んだ、よっしゃ!!」と思ったのです。

なぜなら最初のほうの看板で鍋割山7.0Kmの看板を見ていたからです。

2.3Kmまで来たのなら半分以上は進んでいると喜んだのですが、それは大きな間違いということにあとで気が付きます。

結論から言ってしまえば、むしろココから。

ココが昇りのスタート地点と言っても良いでしょう。

道があるのか無いのかわからないような場所をしばらく上ると鍋割山1.9Kmの看板があります。

あれ??さっき、2.3Kmだったのに400mしか進んでないってこと?

マジでか…。

鍋割山1.7Km!?

なんで?あんなに登ったのに、なんでまだ1.7Kmなのー?

きっつい段差をよいしょよいしょと登ったのに進んだ距離はたったの200m。

登りのキッツイ段差の写真も撮っておけばよかったのですが、このあたりまでくるともう写真を撮るパワーがありません。

膝がガクガクしそうです。

ここまでくると平たい場所が現れて、木の道もありました。

これは、フィニッシュの予感!?

鍋焼きうどんの匂いがしてきたかもーーー。

ぎゃー!!!鍋割山0.8Km!?

フィニッシュだったと思ったのに進んだ距離は900m、半分しか進んでないってこと!?

1つ前の看板からココまで進んだのと同じくらいの距離がまだ残っているってこと!?

全然鍋焼きうどんの匂いなんてしてねーわっ!!

もう正直鍋焼きうどんが無ければ諦めてもいいコースです。

そんな絶望しかけているときに、一番最初の西山林道で会った方と再会。

もうこんなところまで登っていらしたとは、素晴らしい体力です。

お互いに頑張りましょうと声を掛け合います。

鍋割山荘

空が見えてきました。

うおーーー、山荘到着ぅ~。

草ボーボーです。

山荘の入口に立って鍋焼きうどんを注文しました。

小屋の中には入らず、入口の所で注文を済ませたら、外で食べるスタイルのようです。

注文を済ませた頃、私の少し後ろをずっと来ていた方も到着ぅ~。

登頂おめでとうございまーす。

私は鍋焼きうどんができあがるまでの間、食べる場所を探したのですが、ココは山頂。

まるで日陰がありません。

あっちに行ってもこっちに行っても、日差しがガンガンに照っています。

唯一見つけた木の木陰でランチをご一緒させていただきます。

鍋焼きうどん

鍋焼きうどんができましたー。

おぼんに具沢山のうどんを乗せて、外で食べるスタイルで運んできました。

とっても美味しくて頑張って登った甲斐がありました。

コレが食べたくて登ってきたのです。

一度は食べたほうが良いよと言われて、ついに私も鍋割山の鍋焼きうどんを食べることができました。

きっと秋とかの気温で、少し寒さのある中で、このあつあつの鍋焼きうどんを食べたらもっと美味しく感じるんだろうなぁ~と思いました。

でもこの日は真夏の8月。暑くて暑くて汗ダラダラかきながら食べてます…。

あっつぅ…。

山頂の景色

空飛んでるんじゃないかってくらい高いところまで来てしまいましたねー。

町が小さい。

海も見えています。トンボもたくさん飛んでいます。

天気がいいと富士山も見えるとのことでしたが、この日は少しもや~っとしていて、富士山は見えませんでした。

鍋割山の標高

主要なルートを解説してくれている看板があります。

こういう情報、ありがたいですよね。

鍋割山は標高1272.5m。

ここからさらに大丸という地点を経由して、1491mの塔ノ岳という山にも行けるようです。

でももうパワーがないので向かいません。

8時から登り始めて、この時すでに12:30。

4時間30分も経過しています。来た道を戻ります。

帰路

登頂でランチを共にした方と一緒に下山。

帰りは下り。登りよりも遥かに楽です。

下りもところどころに良い景色があります。

どこかの誰かが鍋割山は初心者向けとか言っていたような…。

全然、初心者向けじゃなくてビビりましたよ。

一緒に歩く人がいると会話を楽しみながら、励まし合いながら進めるので、登りの100万倍気持ちが楽ですねー。

楽しく下山できました。ありがとうございます。

山守茶屋 杜のとうふ工房三河屋

大倉まで戻ってきたところで、ご褒美タイム。

一日じゅう暑かったので豆腐ジェラートを注文。

豆腐ジェラートにドーナツがついてます。ドーナツは少し温かい感じで冷たい豆腐ジェラートが溶けてしみ込んで、う~ん美味しい。

朝から夕方まで一日頑張りました。

エアコンの効いた室内で椅子に座って食べるジェラート美味し過ぎる!

疲れたし足痛いけど、楽しかったしジェラート美味しかったし、素敵な一日になりました。

湯花楽

登山の開始が8時、大倉に戻ってきてジェラートを食べ終わったのが16時くらい。

まだ急いで帰らなくても少し時間にも余裕があるかなぁという感じだったので、湯花楽というお風呂に入ってから帰ることにしました。

湯花楽は普段から私の癒しのスポットですが、ココにくるとなぜか「石焼きビビンバ」を食べたくなってしまうのです。

石焼きビビンバを食べたあとにゆーーーーっくりとお風呂に浸かってから帰りました。

七輪は登場しませんでしたが、たまには気ままな記事も書いていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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