神奈川県の西部、秦野市にある滝沢園というキャンプサイトに行ってきたので、今回は滝沢園での七輪の活躍を紹介していきたいと思います。
是非、最後まで読んで、楽しんでいって下さい。
序章(愚痴)
キャンプ当日の私は、午前9時「横浜」にいます。
キャンプ当日と資格試験の日が重なるという大ハプニングです。
ダブルブッキングというヤツですね。
私は試験を2種類受けなければなりませんでした。
午前と午後。そう、午後もです。
試験が終わってからダッシュで帰ってキャンプ場へ行かなければなりません。
試験会場からの眺めは横浜の海が一望できるステキな場所。
クルーザー船が停まり、横浜らしい良き景色です。でも、この日ばかりはゆっくり過ごしたくないです。
朝から試験のことを考えればよいのか、キャンプのことを考えればよいのか、頭の中がパニック状態でしたよ。
これで、試験に不合格だった場合「行かなきゃよかったよ…。ははは…」と悲しい結末を迎えるので、なんとか合格していて欲しい。そこだけはマジで!
ちゃんとお金も払って、勉強もしっかり頑張ったんだから!
頼みますよ七輪マスター!!
滝沢園でのテント泊
滝沢園の場所
「滝沢園」の場所は 〒259-1306 神奈川県秦野市戸川1445 です。
2022年3月、新東名高速道路の建設がまっただ中でした。新秦野ICが完成したら、滝沢園へのアクセスはより一層便利になります。
これからもきっと大盛況でしょう!
滝沢園の魅力
滝沢園キャンプ場の魅力は「山、川、滝」です。
川でも山でもテント泊ができるキャンプ場で、ロッジやバンガローもたくさんあるので、ファミリーでもソロでもキャンプを楽しめます。
色々な面で利用幅の広いキャンプサイトだと感じました。
公式サイトはコチラ
近くには神奈川県立秦野戸川公園という名称の公園もあります。かなり大きな公園です。
公園は、丹沢の山々に囲まれる大自然で、公園の中心に大きな吊り橋(風の吊り橋)が架けられています。
滝沢園は戸川公園の上流側です。
風の吊り橋を下流に見ながらのキャンプを楽しむことができます。
テントの設置
今回は大人2人、子供3人のメンバーで、テントは2つです。
さぁ張り切ってテントを準備しましょう!
私がテントを張り終えた頃には日が沈みました。
私達が利用したのはオートサイトの2か所。
オートサイトには車1台を乗り入れることができて、テントを1つ設置することができます。
ですので、2ファミリーを隣接する2か所のサイトで予約して頂きました。(いつも予約手配をしていただき感謝!)
猛ダッシュで帰ったのですが、夕方18時頃からの参加になってしまいました。
車を置いた場所から階段3段ほど上がった平らな場所にテントを張り、七輪を準備しました。
前日、前々日は雨がたくさん降っていましたが、当日は雨も降らず、風も無風。
間違いなく、七輪日和ですね!
滝沢園でのゴミの分別
最初にゴミの分別の紙を見せてもらいました。
①~⑦まで細かく記載してくれています。ルールをしっかり守って、気持ちよく過ごす。
それが、我々2ファミリーの「お約束」
というか、ゴミを捨てさせていただけることに感謝です。滝沢園さん、ありがとうございます!
備長炭の火熾し
初めての火熾し方法を編み出しました。
おらああああぁー!!
なんと便利なんでしょう!
先行入場していたお仲間がすでに焚火台を設置済み。
いつもなら、ガストーチで木炭を火熾し。からの~、備長炭に火熾しという流れですが、この日は焚火台にぶっこみました。
備長炭はこの日のために、数日前に一度火をつけてから酸欠させておいた「消し炭」です。爆跳の心配はありません。
焚火台の火を借りたので、すっげぇ楽チンです。
アメリカ産牛バラカルビ焼肉
「先鋒、焼いて食べられたい肉よ、前へ!」
「はいっ!」
と、登場したのはアメリカ産牛バラカルビ焼肉。
七輪マスターではお馴染み。
というか、息子はコレだけ食べたらすぐに満足するくらい好きです。
カッチカチに燃え盛る備長炭の上にカルビを置いて焼いていきます。
さぁお肉が焼けますよー。
ん?
しまったぁあああぁぁぁ!!!!
黄金のタレを忘れてしまったぁあああぁぁぁ!!!!
エバラさん、申し訳ない。今回登場しません。
焼肉のタレなくてどうするの?
焼肉のタレを忘れた私は、本気で一回買いに行こうか迷いました。
黄金のタレがない焼肉なんて、焼肉パーティーじゃない!そのくらい衝撃的忘れ物でした。
でも、調味料類はしっかり持って来ていたんです。以前記事にもしている、調味料小分けのボトルが全部あります。
調味料があるからなんとかなるか、と気持ちを前向きに切り替えました。
最悪全部塩コショウ味でも「美味しい」のでなんとかなるでしょう。
そこで、こんな方法を試してみました。
七輪マスターの飲み物であるコカ・コーラの甘みを利用して、味塩コショウと混ぜる。
コカ・コーラで味塩コショウを混ぜ混ぜしてタレにしてみました。
オリジナルタレで食べるカルビ肉
試しに食べてみると「美味しい!」
ただの塩コショウ味のようにも感じますが、やはり若干甘い。
オリジナルタレに子供達も興味津々。
「コーラの味する!」とか言いながらモグモグ食べてくれました。
よかったよかった
ハヤシライス
お仲間のパパはカッコイイキャンプギアをたくさん活用して、良い匂いを漂わせながら何かをせっせと作っています。
それが、コチラ
ハヤシライス!
七輪じゃあまり考えられないメニュー。キャンプ飯で定番のカレーではなく、ハヤシライス!
す、素晴らしい…。シェラカップに入ってオサレよのぅ…。
これがとっても美味しい。美味しすぎてビビりました。
曰く、キャンプに来る前の日だかその前の日にカレーを食べてしまったため、急遽ハヤシライスに切り替えた、とのこと。
ウチも同じく2日続けてカレーを食べたばかり!
七輪で焼いたカルビを追加投入したりして、もりもり食べました。
美味しかったー!
厚切りベーコン
厚切りベーコンです。
具だくさんオシャレハヤシライス+カルビ肉を食べた子供達はお腹いっぱいムード。
「厚切りベーコンは…、…いいや。」
っていう心の声が聞こえてきます!
では私の心の声、いきますね。
「ホワーイ、ジャパニーズピーポー!我が息子!厚切りベーコン選んだのアナタでしょー!!」
ふぅ…。
焼いていきます。
そしてこれがGENTOSキャンドルランタンに照らされて、UNIFLAMEのテーブルに置かれると、ホワーイ、ジャパニーズピーポー!なことが起こります。
オシャレ…。
牛タン
最強の肉、牛タンの登場です。
せっかくの最強の肉、牛タンですが、気が付いてみると子供達は任天堂スイッチと共にテントの中へと消えていきました。
残されたおじさん2人はとりあえず焚火の火力UP!!
焚火の薪に使用しているのは私がテラス作りで生み出した木材の端材です。
これが、かなり乾燥していて火付きがとてもよいです。火持ちはあまりしませんが、元々捨てるような木材なのでガンガン使っても気にしません。
火力UPはケチケチせずにいけます。
そうこうしているウチに牛タンが焼きあがりました。
塩コショウでシンプルに食す。
まごうことなき美味!
最強の肉、牛タン、ここに爆誕であります!
soloストーブ
お仲間の持参したアイテムの中にsoloストーブというものがあり、こちらのストーブがなかなか良き炎の揺らめきを演出してくれます。
小さな薪をポイポイと入れながら、soloストーブも楽しみます。
やまゆり牛ロースステーキの鉄板焼き
お仲間が「今回肉はコレしか買っていないんですよね」と言いながら、ポツンと出してきたお肉がコチラ
ロースステーキ!?1852!?
ななな・なんや・コレは!?
このお肉は強すぎるでしょ。最強すぎる。
「これは網じゃないんすよ、鉄板焼きがいいんです」
ふむふむ、網じゃなくて、鉄板焼きね。
でも私今日は鉄板をもってきていないから…。七輪で…。
そこにスッと出てきた鉄板。
手際よく油を塗り、soloストーブに鉄板を準備する相方。
お・おおおぉう!!
これは白い帽子をかぶったシェフが「カウンター席の目の前の鉄板で焼いてくれる系」の「ステーキ」というお肉ですか!?
ロースステーキを鉄板に乗せると…
じゅううっ!っと、100%美味しくなる未来を予想させる音を立てながらゴッツイ肉が焼かれています!
す、すげぇ!!
七輪で焼きてぇ、七輪で焼きてぇーよー!!
カッコイイ、カッコ良すぎる。
soloストーブというシンプルなアイテムに適度なサイズの四角い鉄板。
その上で焼かれるゴツイ肉!
カッコ良すぎます。
ステーキは鉄板で焼く。
うん、間違いないですね。
soloストーブは料理を終えると静かに炎を揺らめかせていました。
子供達はテントの中なので…。
これは2人で食べちゃいましょう。
そうしましょう。
塩コショウとワサビを効かせて、子供に内緒でこっそり食べたステーキ肉は最強に美味しかったです。
この日、牛タンよりも最強だったのは鉄板焼きステーキ肉でした。
タープとライト
タープを張るのが好きだと語る相方はタープを完璧に使いこなしていました。
カップやシェラカップを並べ、ライトをつけ、ピンと張られたタープには吊り下げたカップの影が映っています。
「キャンプって素敵よねー」
完璧な設置とナイスセレクトなアイテム達に囲まれていると、テンションあがります。
「だよね、だよねー」
子供達をテントから出すための罠
任天堂スイッチと共にテントの中に消えていった子供達をテントから出すためには、任天堂スイッチの充電が切れるまで待つか、罠をしかけるしかありません。
今回ご用意していただいた罠は「手持ち花火」です。
「花火やるやるぅ~」
とか言いながら、いきなり線香花火をやってしまう子ども。
「おいおい、線香花火は最後だろ」と思うのですが、各々好きなようにやっています。
焚火から火をつけたりして仲良く花火を分け合いながら楽しんでいます。
子供達もお父さん達も仲良く花火を楽しみます。
花火から花火へと火を移すのも、楽しいんですよね。
秋田産豚バラスライス
秋田県産バラスライスがひょっこり現れました。
もう、これを食べれる胃袋を持っているのは私だけ。
さぁ、丸七輪よ!豚バラの滴る油で私に焼肉を楽しませてくれいっ!
消し炭の確保
夜も更けてきました。
もってきた焼く系のお肉は食べました。おなかいっぱい、大満足です。
次回のために備長炭に火を熾します。
このように、真っ赤になった備長炭を火消し壺へいれて酸欠状態にして消火すれば、次回の炭として再利用することができます。
冷めたらチャック付き袋に入れて保存しておけば、湿気を吸わずに次回も安全に備長炭を使用することができます。
長くなるので、キャンプの翌朝の記事は後半に続きます。
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