息子と散策していたときに、折れた杉の木を1本拾いました。
私が鉈(ナタ)で枝を落とし、ナイフで皮を剥いでいたところで、息子が言いました。
「このくらいの長さで切って」
うっ…
ナイフだと木が切れない…。
鉈でガッガッっと削り切っても良かったのですが、息子が指で示したご要望は切断面の見えるようなキレイな切り口です。
「家に帰ったらノコギリで切ってあげるね」
ノコギリ探し
切りたかったのは杉の木です。
切る対象は木材です。
石膏ボード、サイディングボード、塩ビ、プラ、金属、それらの材料は切れなくてもかまいません。
私はキャンプでも使用したいので、やっぱり切るのは「木」なんですよね。
そして次にノコギリの形状です。
散策で使用するためには自宅にあるような大きなノコギリは不向きです。
なるべく小さくて、コンパクトなものがよいです。軽量ならなお良いです。
マルチツールのようなものではなく、軽量で携帯性に優れたものが欲しいです。
ノコギリは切れ味が悪くなった時に刃を交換したくなるので、替刃式のものが理想です。
切れ味の悪くなったノコギリを自分で研ぐことを考えるとゾッとします。
あのギザギザひとつひとつを研ぐなんて…。無理だ…。
ノコギリを研ぐことを目立てと言います。
目立てをしなくても済むように、替刃式がよいのです。
可能であれば安く刃を交換したいですね。
理想のノコギリをゲット!
理想のノコギリをゲットしました。
造作用SHARK SAWです。
用途と特徴を見てみます。
- 一般木材、合板、集成材、硬木のよこ挽き
- コンパクトに折りたためるポケットサイズ
- 滑りにくく、力の入るオリジナルソフトグリップ
- 用途に合わせて角度2段切り替え可能
- 防サビ効果の高いクリアコート仕上げ
- 目立て不要、永切れを実現する衝撃焼入
完璧じゃないですか。
私が探していた理想形です。
試しに切る
入手したら試さないと気が済みません。
何か切ってみましょう。
これこれ、拾ったときとおなじ杉の木。
これを拾ったその場でササっと切りたかったんですよね。
すごっ!!!
軽くて小さいのにメチャクチャ切れ味良くて、少ないストロークでササッっと切れましたね。
うん、切り口もキレイです。
これなら息子のご要望にも即座に応えることができそうです。
この切れ味、素晴らしい!
刃は「衝撃焼入」という焼き入れが施されていて、ノコギリの歯先を丈夫にしてあります。
衝撃焼入という方法で瞬間的に熱を加えて焼入れしてあり、歯先が黒くなっています。
暫く使って刃先がダメになって切れ味が悪くなったとき、刃を研ぐことはできるかもしれませんが「衝撃焼入」をすることはできません。
つまり、衝撃焼入がしてあるノコギリが一番切れ味のいいのは新品のとき!あるいは刃を交換したとき!ということになります。
だから、替刃式がいいんですよ~。
替刃に交換すれば、いつでもこの切れ味に復活できる!!
ふふふっ。
ウッドクラフト
ナイフ、鉈、そしてノコギリも手に入れました。
切った木を何かの形に削ってみましょう。
まとめ
SHARK SAW、コンパクトで軽量、理想的なノコギリです。
ナイフとノコギリがあればウッドクラフトが楽しくなります。
穴が開いているのでナイフとセットでカラビナにつけています。
シャークソーを持ってキャンプにいけば、薪のちょっとしたカットができたり、ウッドクラフトで何かを作ったり、楽しみが広がります。
コンパクトで軽量、ポケットサイズなのでキャンプ用のバッグに入れてもかさばらずに収納できています。
そのうちまた何か新しく欲しくなるような気がしますが、しばらくはお気に入りとして使っていくと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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