やってきました。湘南の海!

湘南の平塚漁港です。平塚漁港は広々スペースの有料駐車場が近くにあって、楽しい釣り場です。

堤防の先端のほうまでやってきました。

海はうねり気味。天気は曇天。
雨が降り出しそうなほどの曇り空です。
釣果
この日の釣果。

まずは「ハゼ」
我々はこの子のことを「ゼーハー」と呼んでいます。
意味はないです。

そしてサバ。
サバは「バーサー」とは呼びません。
なんででしょう、不思議です。語呂が悪いからでしょうね。
苗字が「千葉」という人と仲良くなると、「バーチー」というあだ名になる。
そんなことを思い出しました。
七輪の準備
七輪の準備をします。

焼き魚にはオガ炭を使います。

ガストーチで下のほうの炭が赤くなったら、あとはほったらかしにしておいて、火が回るのを待ちます。
サバの丸焼き
釣ったあとすぐ海水の入った袋と一緒に氷漬けにしました。

持ち帰り時間も短いので鮮度は抜群です。
内臓とエラだけを取り出して、お腹の中をごしごしと洗ったらおしまい。
頭もそのまま処理は超簡単です。

七輪の上にハカマを乗せて、高さを稼ぎます。
魚は遠火でジリジリと焼くのがポイントです。

サバもゼーハーも一緒に魚串に挿して、七輪の上にポンと乗せるだけ。

薄く塩も振ってあります。

サバの表情をよくみます。
やる気に満ち溢れている表情は美味しく焼きあがる前兆ですね。

ひっくり返すとこんな感じ。
じわじわ焼いていきます。

七輪は火力を維持するためにウチワで扇ぐと良いのですが、私はズボラ民向けの送風機を風口にぶち込んであります。

送風機をセットしておくだけでずっと扇いでいるような状態なので、火力が落ちることはありません。

サバが焼きあがってきました。
魚串の良いところは挿している部分にもダイレクトに熱が伝わることです。
七輪の真上、串の中心部は触れないほど熱く、その熱がサバのお腹も焼いている感じになります。
中だけ生焼けになる心配はありません。

5本が束になっている部分は手で持っても熱くありません。
焼きムラができないように、頭のほうを焼いたり、尻尾のほうを焼いたり、ずらしながら焼いていきます。
炭の片付け
真っ赤になった炭。

このくらい形が残っている炭は次回の焼き魚でも十分に使えます。

火消し壺の中に入れて消火して、次回に持ち越しましょう。

持ち越した消し炭のほうが着火が早いので、次回はもっと火熾しの時間が短縮されますね。
焼きサバ実食!
盛り付けはお皿に乗せるだけ。

ドンっとお皿に乗せたら完成。

さすがにこのままでは食べにくいので串を外します。

中を割るとほわっと湯気が立ち上り、柔らか~く焼けたふわふわの身が現れます。

これを箸でほぐしながらそのまま食べる!
遠火でじっくり焼かれたサバの丸焼きは、余計なことを一切していないのに、驚くほど美味しいです。
表面は香ばしく、水分を保った身はふっくらとしていて、箸を入れるとほろりと崩れます。
焼く前に軽く振った塩が、脂の甘みを引き立てていて、噛むたびにサバ本来の濃い旨味が口の中に広がっていきます。
何もつけず、そのまま食べることで、火加減の良さと素材の力がはっきり伝わってきます。
遠火で焼いたからこそ出る香りと、素朴なのに力強い味わいが印象に残ります。

香りに釣られて様子を見にくれた子にも…

はい、おすそわけ。
とても美味しそうに食べてくれました。

ゼーハーもしっかり焼けてます。

このサイズ感ならもう頭からですね。

ガブリ!
う~ん、美味しい!!
ゼーハーの白い身は、サバよりも柔らかくてふわふわ。
この味わい、サバと同じサイズがあったらサバに勝っていましたね。

2匹目のサバは箸を使わずに背中からガブリと食べます。

ガブリ!

ガブリ、ガブリ、ガブリ!
美味しい。
まとめ
七輪と釣りのコラボ、楽しいですね~。
魚串は過去に七輪使いの人から教えてもらった「良アイテム」ですが、焼き魚のときにはかなりの時短になります。
釣った魚は鮮度が素晴らしい!
スーパーの鮮魚コーナーで売っている魚の札をよく見て下さい。
「今朝、獲れたて!」のような文字で新鮮さをアピールしていることがありますが、釣りの鮮度はその比ではありません。
さっきまで海で泳いでいた魚、数時間前まで海の中にいた魚です。
海から自宅への直送。
本当に鮮度のイイ魚を七輪で焼く。
これぞ、究極の焼き魚って言っても良いのでは!?
最高に美味しいので真似してみてください。



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