七輪!クルミの割り方から食べ方まで。七輪マスターが実践!

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七輪の活用方法

家の近くで車にひかれてパンっ!と音を立てていました。

何だろう?と近寄ってみるとこんな実があちこちにたくさん。調べてみたらオニグルミという日本に自生するクルミである事が判明。

オニグルミの実

クルミって食べれるヤツだよね?そうだよね?えー、こんなにたくさん実が落ちてるなら中身がどうなっているのか見たり、食べたりしてみたい!

さっそく調べて試して、実践してみましょう!

クルミの皮を取り除く

クルミを集めました。オニグルミの実は緑色だけど、なんだか茶色や黒くなったものもあります。

オニグルミの実は食用にできますが、テウチグルミやシナノグルミという種類のクルミと比較すると少し小さいみたいです。

道路に落としてみると、「カツン!」と非常に堅そうな音がします。この中にクルミの実が入っているのかな?と思いながら皮を取り除いていきます。

クルミの種の部分を取り出しましょう。そのためには外側の皮を除去する必要があります、

クルミの皮がついている
ドライバーの持ちての部分でゴツン!
ゴツンゴツン!ゴツン!!
皮を取り除いたクルミ

色々試行錯誤しましたが、固いもので「ゴツン」と叩いて割っていくのが早いです。私はマイナスドライバーの持ちての部分でゴツゴツ叩いて皮を除去していきました。

※後日試した方法で、コンクリートの上にクルミを置いて靴で踏みつぶしながらゴロゴロする方法が簡単でした。

黒い灰汁をキレイにして天日干し

灰汁を洗う

水で流しながらクルミをゴロゴロかき混ぜたのですが、すぐに水が真っ黒になってしまいます。灰汁が非常に強いです。私は素手でゴシゴシとクルミを磨いて、洗いながら皮を除去していきました。

素手でゴシゴシと磨きながら皮を除去していくと、指が真っ黒に汚れてしまいました。

クルミは灰汁が強く「素手で触ると手が真っ黒」になります。多くの人がゴム手袋をして作業を紹介していました。私は作業性が悪かったので素手でやってしまいました。本当に指が黒くなり洗ってもなかなか落ちません。なかなか落ちないどころか、落ちないので黒いまま諦めました。

そんな苦労をしながら取り出しと磨きをしました。水をザーザー流しながら全部の実を金属たわしでガシガシこすりました。キレイになったので紙の上に広げて天日干しにします。

クルミの天日干し

次の日にはすっかり水分が無くなって乾いていました。見た目でもカラカラになっているのがわかります。

クルミの天日干し1日後

固い殻の割り方

クルミを割るには専用のアイテムを使うとよいです。

探すと他にもハサミのような形状のモノやペンチのようなタイプもありますが、私がもし買うとしたら子供でも安全に使用できそうなハンドルタイプを買うと思います。

ですが、買いません。笑

持ち合わせの道具で何とかします。叩いて割るには金づちを使います。大工仕事のアルバイトをしたこともあるので、叩けます!

クルミを支えて
頂点の部分をゴツン!

クルミをコンクリートの地面にセットして、頂点の部分をゴツンと叩きます。クルミの殻が固くて割れた破片もかなり鋭利なので十分気を付けて作業して下さい。それと、机やテーブルの上では作業できません。テーブルの上でクルミを叩いたらクルミのほうが固いのでテーブルにめり込むだけです。必ず大きな石の上か私のようにコンクリートの上にセットしましょう。

パカっと割れると中身はこんな感じ。キレイに割れたクルミを撮影。
中にはギッシリと実が詰まっています。

せっかく写真を撮るので実がキレイに割れたものを撮影しました。それ以外は殻を粉々にしてしまったり、実が割れてしまったものばかりです。

中の実は殻にギッシリと詰まっていてかなり取りづらいです。金属製のクシなどがあると取りだしやすいです。楊枝を使用しましたが、すぐ折れちゃうのであまり活用できませんでしたね。

炒って取る方法もアリ

クルミを炒って裂け目を作ってから取り出す方法が紹介されていました。七輪で炙って殻の様子を見てみます。

七輪で炙っている様子

コロコロと動かしながら、しばらく炙っていると避けてきました。

避けてきたクルミ

裂け目にマイナスドライバーをねじ込んでグリグリと殻をこじ開けます。炒ったクルミは油が染み出てきてとても香ばしい匂いがします。ツルっと滑りそうだったので軍手をして作業をしました。炒ったり炙ったりしたクルミは裂け目ができてきますが、とても熱いので必ず軍手をして作業をしましょう。

取り出した実

炙ったクルミから取り出した実の様子を見ると油を塗ったようにテカテカとしています。これは油を塗ったのではなく、熱でしみでてきたクルミ自信の油です。

取り出した実の食べ方

割った殻(左)と取り出した実(右)

天日干しした分のクルミの実を全部だしました。とても大変な作業でした。炒って取り出す方法とカナヅチで割る方法、どちらでも作業しやすい方法で試してみて下さい。

私はカナヅチが早くてよかったです。クルミの殻がかなり固いのでカナヅチを使い慣れていない人は危ないし、破片がかなり飛ぶので私のようにカナヅチを使い慣れた人が屋外で作業をするときに適しています。

さて、続いて、コチラを使用します。

スキレットです。

これで取り出したクルミの実をローストします。先ほど炒ったクルミから香ばしいナッツの香りが楽しめましたので、ローストに期待が高まります。

取り出したクルミの中身とスキレット
ザッと実を入れます

スキレットを使うときにクルミを転がしたいので、スキレットをフリフリと揺する必要があります。七輪に直置きにしたくないのでコチラを使用します。

実際に使用した五徳
スキレットを五徳の上にセットしてクルミをロースト

七輪の上に五徳をセットします。その上にスキレットを置きます。これでフリフリしながら置いたり持ち上げたりが楽にできます。この七輪用五徳はとても便利で、網の高さを変えたい場合や直火になりたくない鍋やフライパンを使用するときにも活用できます。

クルミのロースト

スキレットの持ち手は熱くなるので軍手をしてさらにタオルを巻いて作業しましょう。均一に加熱したいのでスキレットをユサユサと揺らしながらクルミの実を転がします。

クルミをローストしていると、クルミから油がチリチリとでてきます。少しキツネ色に焼き色が付いてくる頃には香ばしい匂いがふわっと漂ってきます。もうその時点で美味しいこと間違いなしの香りです。

実際に食べた感想

天然オニグルミのロースト

自分で取ったクルミ。
自分で割ったクルミ。
自分でローストしたクルミ。

ここまで来るのにかなり作業しましたので美味しいと感じるだけの愛着があります。しかし、それを抜きにしても美味しい!クルミの香ばしさは中に含まれている油分によるものかもしれません。マカダミアナッツのような食べ応えとアーモンドのような香ばしさ。

粉々にならずに中の実を取り出す確実なスキルを身に着けたいです。塊のクルミは口に含んだ時にもかなり存在感があり食べ応えがあります。アーモンド1個に負けないくらいの食べ応えですね。

この香ばしいナッツに合うものと言えば…。絶対にウイスキーだ、間違いない。七輪、ナッツ、ウィスキー。楽しい予感しかしませんね。

始めての収穫から食べるところまでシロウトながらにチャレンジしました。クルミがオニグルミである事や、割るための工夫もしてみたので、私と同じように実を収穫してチャレンジしてみようという人の参考になればとっても嬉しいです。

七輪を使いこなすためのアイテムも色々レビューしています。是非参考にしてみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

後日…

また拾いました。ハマっちゃってハマちゃって。笑

トースターで炙って割れ目を作る

クルミは匂いがないので室内で調理しても何も害がないですね。BBQの時はもちろん七輪を使用しますが家の中ならトースターがいいでしょう。

トースターで炙ってできた隙間にマイナスドライバーを入れて殻を外します。 粉々にならずに中の実を取り出すスキルは完璧に身に付きつつあります。

動画で伝授します。コチラを見て下さい。

クルミを上手に取り出すワザ
室内でもスキレット、塩かけてロースト!
ローストクルミ!

室内でもスキレットでローストしました。塩は結構多めにふっちゃっても大丈夫です。ゴロゴロとした実を取り出せているので食べ応え抜群!最高に美味しいおつまみナッツです。

クルミのパン

粉々になったクルミは食パンに乗せました。

マーガリンをしみこませたトーストにローストしたクルミをパラパラとかけて、自家製クルミパンのできあがり。すっげ、うまいです!

また大量に実がなると嬉しいなぁー。

大自然よ、ありがとう。楽しいよ。

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