私はブリが好きです。
お刺身も好きなんですが、今回は塩焼きにして食べたいと思います。
この記事を読むと、グリル焼きでは味わえない美味しいブリの塩焼きがわかります。焼き方のコツなどを記載していますので、是非参考にしてみてください。
使用するブリ
使用するブリはいたって普通のブリです。
ブリは漢字で書くと魚編に師匠の「師」で「鰤(ぶり)」と読みます。
スーパーで切身になったブリを買いました。
ブリの下準備(塩振り)
ブリの下ごしらえはとても簡単です。
塩を振るだけです。
塩焼きにするのにちょうどよい厚みのブリですね。
パッケージに書いてあった通り「脂のりのり」という感じです。
上からブリ全体に均一に塩がかかるように振ります。
ブリをひっくり返して、裏側にもしっかりと塩を振って下さい。
塩を振ると、ブリから余分な水分がしみだしてきます。
塩を振ったらしばらく放置するのがポイントです。
時間にして約30分くらい放置するとよいでしょう。
七輪と炭の準備
七輪と炭を準備します。炭は紀州備長炭を使用します。
七輪と備長炭を使用するとグリルでは絶対に真似できない「焼き」になります。
炭火焼きの凄いところは「遠火なのに高火力」であるということです。それと、七輪の「遠赤外線効果による熱効果」が魚の旨みを最大限に引き出します。
火熾しは普通にホームセンターでも購入することができますが、ガスコンロで備長炭の火熾しをするときにとても便利です。
私は爆跳対策で100円ショップで購入した「ふるい」を乗せています。また、使用している備長炭は「消し炭」です。一度火を熾した備長炭を消したものですので、爆跳せずに赤くなります。
湿気を含んだ備長炭をガスコンロにかけると大変危険ですので、備長炭の取り扱いには十分に注意して下さい。
七輪は長方形の七輪ですが、ブリは切身で二つだけですので、左側だけに火力を集中させて使用したいと思います。
七輪がグラグラしないように配置します。
七輪の下は高温になる可能性があるのでレンガを置いています。高さはタオルで調整しています。
七輪で焼き魚を焼くときのポイントは「遠火の高火力」です。七輪の上に高さ調整台を置きます。
備長炭が真っ赤になったら準備オッケーです。
七輪の中に備長炭を入れて、風口は全開でいきます。
放置したブリの処理
30分ほどブリを放置すると塩が溶けて水がしみだしてきているハズです。
しみだした水は余分な水分ですので、キッチンペーパーを使って吸水します。
表も裏もしっかりと水分を吸い取りましょう。
その状態になると塩気も一緒に取れてしまいますから、再び塩を振ります。
表と裏、均一に塩が振りかかるように高い位置からパラパラ、パラパラっと振るとよいでしょう。
ブリの塩焼き
ブリには余計な調味料はいっさい必要ありません。
味付けは「塩」のみで良いです。
七輪の上に置いて焼いていきます。
備長炭は火力MAXで焼きたいので、風口から風を送って火力を上げます。
ウチワでパタパタと扇ぎながらブリを焼きます。
火力MAXの紀州備長炭に焼かれるブリは次第にチリチリと音を立て始めます。
脂のりのりですから、焼いていると油がでてきてチリチリ音が鳴るんです。
お肉のように滴るほどの油は出ないのでチリチリ、ジリジリと焼かれていきます。
焼き加減が気になる人は網を持ち上げて裏側を見てみるとよいでしょう。
私のように網の半分を炭に当てていなければ素手でも網を掴めます。
網ごとブリを持ち上げて裏を見るとキレイな焼き色がついていたのでひっくり返します。
どうやら左側のほうが火力が強いようですね。
ブリをひっくり返して火力のムラもわかったので、この時に左右入れ替えて焼き加減も調整します。
ブリの塩焼き(できあがり)
きつね色にこんがりと焼けた表面です。
皮の部分もパリパリに焼けています。
箸を入れると「フワッ」っとほぐれます。
中の身のほうはカリカリになっていません。
炭の片付け
ブリを焼き終えたら、七輪の前から離れる前に炭を片付けましょう。
消火方法は酸欠方式。
火消しの中に炭を全て入れて蓋をします。
炭は放置すると大変危険です。
炭を入れたまま七輪の前を離れて食卓に腰を下ろしてしまうと、よからぬ事故の元です。
安全のためにも先に炭を消してしまいましょう。
ブリの塩焼きを食べる
ごはん、味噌汁、ブリの塩焼き。
最強3点セットです。
しかも、ブリは七輪+備長炭での本格炭火焼き!
いかがでしょうか?この焼き加減!?
グリルだとなかなかこのようには焼けません。
皮もパリっと焼けていて、塩気が効いていてとても美味しいです。
皮だけでごはんが一杯いけてしまいますね。
「ちゃんと野菜もとらないとね」と、妻が野菜を取り分けてくれました。
栄養のバランス、大事!!
血合いの部分もしっかり焼けていますね。
「どう?どう?七輪で焼くと違うでしょー??」
七輪を使ってブリの塩焼きなんて焼くと、私はテンションがぶち上がってしまいます。
若干ウザくなったお父さんのフリにもちゃんと応えてくれました。
「表面がカリっとしていて美味しいよね」と妻から、「身がふんわりしているよっ」と息子から。
大満足の夕食になりました。
七輪、美味しいブリの塩焼きをありがとう!
今日も美味しくいただきました!ご馳走様でした!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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