テラスを作るなら木材が必要でしょ!
しかも大量の板材が必要になるんじゃないでしょうか?
しかーし!私には大量の板材を購入するお金はありません。
ですので、産業廃棄物を貰い(買い)、板材を確保する作戦を決行します!
前回の記事はコチラ
廃パレットの活用
パレットというものをご存知でしょうか?
工場などのリフターで運べるパレットで、荷物を置くための土台です。
パレットには樹脂製のものと木製のものがあり、木製のものは使いふるされると産業廃棄物として処理工場に捨てられてしまいます。
私はそんな産業廃棄物である廃パレットに目をつけ、産業廃棄物処理工場にお問い合わせをしてみました。
個人でも木製の廃パレットを購入可能ということで軽トラに詰めるだけ購入してきました。
それがコチラ、全部で300kgあります。
おっと、4段はすでに降ろしてしまいました。
軽トラックは借りたものですので、この日しか使用できません。
積めるだけ積んで持ち帰ってきました。とりあえず庭に置きます。
廃パレットの分解
廃パレットですから、当然使用されている木材も汚れていたり、割れていたり、泥が付いていたり、様々です。
庭に合計18個の木製パレットを降ろしました。(全て人力、一人でやっています)
降ろした廃パレットが「ものすごい圧迫感」です。早い所分解しないと、こりゃ後々厄介なことになりそうです。
庭にドーンっと、とても目立ちます。
木製パレット一枚を分解
木製パレットを1枚分解してみました。
板材がそれなりに確保できます。でも汚いし、分解するときに割れたりするものもありました。
1枚を分解してみた感想
私はこの作業を2月に実施しましたが、寒いし、固いし、釘も大きいし、とにかくハードです。
1枚分解するのに約45分かかりました。
45分x18パレットだと810分ですか…。
810分って…。
810分÷60分=13.5時間。
全部バラすのに13.5時間!?13.5時間もかかるのかー!?
くっ、苦行すぎる…。
この日は1枚でやめて、ちゃんと考えてみることにしました。
分解に使用した工具
分解に適した工具を考えました。
まず、大きいバールを買いました。
大きめのバールはもう必須工具です。絶対に大きいサイズでないと釘が抜けません。
それと車のタイヤ交換に使用する「ジャッキ」をもってきました。
ジャッキは車に付属のものなので購入はしていません。
ジャッキを板と板の間に挟んでミシミシ上げていき、バコっと外します。時々板のほうが折れたりしますので臨機応変にバールと使い分けて使用します。
全部バラすまでの感想
計算上13.5時間かかる作業です。
午前3時間、午後3時間やっても2.5日くらいはかかります。
というか、木製パレットだけを分解し続けるということが無理。飽きてしまうので途中買い物とか休憩とかしながらコツコツやりました。
庭の前を通過するご近所さんからたくさん声をかけて頂きました。
応援ありがとうございます。(恥ずかしいです。早く終わりたいです)
結局、4日費やして16個バラしました。
2つはパレットのまま何かに使用するかも?と考えてそのままにしました。
廃パレットを分解して得られたもの
廃パレットを分解して得られたものは大量の錆びたクギです。
お目当ての板材はそれなりに確保できました。
BBQテラスを作るために必要な量が揃ったのかどうかはわかりませんが、大量に得ることが出来ました。
それにしても、汚れも何とかしないと。ですね…。
汚れを何とかするってことはヤスリがけしたり塗装したりですかね、やっぱり。
それ、また時間かかるじゃん…。まぁ仕方ないですね…。
廃パレットを採用した感想
廃パレットを利用することはいいアイデアだと思いましたが、作業としてはとても大変でした。
木材を大量に買うお金をケチるということは、それと引き換えに自分の時間を費やすということです。
タイムイズマネー、マネーイズタイム、「時は金なり」です。かかったマネーは2000円程度+バール代です。
得られるものもありました。産業廃棄物を利用するということは「環境に優しいよね」って考えることができました。また、ご近所さんが応援してくれたことが「とても嬉しかった」です。
それと副産物ですが「腕が筋力アップ」しました。身体を動かしていない生活だったのでいいトレーニングになりました。
おススメかどうかは人それぞれだと思いますが、誰かの参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
その3へと続きます
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