椎茸(しいたけ)が育つ環境には「原木しいたけ」と「菌床しいたけ」の2種類があることはご存知でしょうか?
簡単に説明すると下記のように分かれます。
・原木しいたけ
自然の原木を使用して、しいたけ菌が自然の気象に合わせて栽培されたもの。春と秋だけで条件が揃った時だけ収穫できる「しいたけ」のこと
・菌床しいたけ
人口栽培のしいたけで3か月から6か月くらいのサイクルで一年中「生しいたけ」を収穫できる「しいたけ」のこと
原木しいたけと菌床しいたけの違い
菌床椎茸は年中収穫できるので、スーパーで購入できるのは菌床しいたけです。
形が揃った「しいたけ」がトレーに入って売っているのを見たことがあると思います。
原木しいたけは栽培するのが難しいことと、形も不揃いのものなので、スーパーに流通することはほとんどありません。というか、原木しいたけが売っているスーパーを私は見たことがありません。
原木にはクヌギ、コナラなどの木が使用されます。どんぐりがなるような木で雑木林などで生えているような木ですね。
林の中から原木を切り倒し1m程度の長さにカットして菌を打ち込みます。
原木しいたけはとにかく手間と時間がものすごいかかります。
原木しいたけを入手!
原木しいたけ、コチラ!
木に直接しいたけが生えているんです。
私は山の草刈りをお手伝いした時にその山で栽培されている原木しいたけをいただきました。
原木しいたけは管理人さんによって栽培区画に育てられていましたが、私がもらった椎茸は自分で発見した原木しいたけです。
この椎茸は栽培区画の外に自然に生えていました。
「こっちにも椎茸生えていますよ」
「おおおぉ!!これは珍しい!コレはまさに天然だよ!私の栽培区画に生えているしいたけは「タネコマ」という種菌を打ち込んだものだけど、栽培区画の外の木には「タネコマ」を打っていないもの」
「じゃあこの椎茸は私が収穫してもよいですか?」
「もちろん!これは凄い!原木しいたけの天然ものだよ。きっと丸焼きにしたら美味しいよぉ~」
原木しいたけの希少さ
雨の次の日の晴れた雑木林の中で、おっさん2人がテンション高めに笑っていました。
宝さがしでもしている子供のように、楽しく椎茸を収穫しました!
いや~、天然のものって本当に凄い希少ですよ。
スーパーには売っていないし、収穫できるのもタイミング次第。
2022年3月、ラッキーを手に入れた私、気分はルンルンです。
原木しいたけの丸焼き
原木で自分でゲットした椎茸!
もちろん七輪で丸焼きにしていきます。
形はやっぱり天然の形。
軸がほとんどないタイプのキノコもありましたねー。
柔らかくて肉厚な椎茸焼き。
香りがとても良いです!
菌床しいたけも丸焼きにしてとても美味しかったですが、原木しいたけは香りが凄いですね。
椎茸の匂いなんですけど、醤油で焼いた美味しい香りが凄いです!
軸は硬いものがありましたが、これも天然ならではですね。
硬い軸もグニグニ噛んで美味しく食べました!
餃子
しいたけだけでは満腹になりませんでした。
ということで、餃子を焼いていきます。
焼かなくても食べられる餃子を用意したので、適度に皮がパリッとしてきたらそのまま食べちゃいます。
皮がパリっと中はジューシー。
餃子は七輪やきで食べるに限りますね。
まとめ
もしも運がよくて原木しいたけを原木から直接もぎ取るチャンスに出会えた、あなた!
七輪で丸焼きにしてやって下さい!
栽培キットにチャレンジしてみるのも楽しいかもしれませんね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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