
七輪に似ている「飛騨コンロ」っていうものを見かけたんだけど、七輪と何が違うの?
確かに似ていますね。
でも七輪とはちょっと違った部分もあります。
この記事を最後まで読んで、飛騨コンロについて是非参考にしてみてください。
七輪と飛騨コンロの違い
七輪と飛騨コンロは、日本の伝統的な調理器具の一種です。
どちらも炭火を使った調理ができます。
皆さんご存知の七輪は、丸い形をしているものが多いです。使い方についてはコチラの記事を参考にしてみてくださいね。
飛騨コンロと言えば、四角い箱型をしています。
穴が開いており、中に炭火をいれることができますが、七輪と違って火皿はありません。
飛騨コンロの特徴
飛騨コンロは色々な呼び方があります。
大名コンロという呼び名もあるそうです。
確かに、昔の大名様が食事のときに使用していそうな特別感のある雰囲気ですよね。
飛騨コンロという呼び名は元々飛騨高山で朴葉焼き(ほうばやき)をするためのコンロに使われていたことが由来になっています。
朴葉焼き(ほうばやき)は薄く切った魚や野菜、豆腐、きのこ類などを、朴葉(ほうば)で包んで焼く料理のことです。
飛騨コンロの大きさは「号」と呼ばれるサイズで示されています。
5号だと15cm程度の四角い形状で、高さも15cm程度。箱型で立方体形状なので、正角と呼ばれることもあります。
炭を入れる内径は10cmくらいです。
メーカーなどによって形状が微妙に違うのでサイズも若干異なることもあります。
重さは1kg程度なので、とても扱いやすい重量です。卓上コンロとして使用します。
周囲には和紙が貼られていて「粋」なデザインをしているのが特徴です。
飛騨コンロの使い方
飛騨コンロの中に炭火を入れて、その上に網を置いて使用します。

飛騨コンロは、鍋物や焼肉、炙り焼きなどに使用されることが多いです。
調理面積は限られたスペースで1人用のものが多いですが、それがまたイイ!
炭火は別の所で熾す必要があります。
熱々に熾火になった炭を飛騨コンロに入れて、卓上で使用します。
炭火は2時間程度は持ちますから食事の時間、ずっと温かさを保てます。
牛タン圭助から学ぶ「炙り」
晩酌の相棒にするなら卓上の飛騨コンロがとても良いです。
炭火は2時間程度もちますし、ずっと炙りたてが食べられます。

ホタルイカの素干しを飛騨コンロで炙って食べる。
牛タン圭助でおもてなしされた時に学びました。

ホタルイカの素焼きを自分専用の飛騨コンロの炭火で炙って食べる。
最高に贅沢なひとときですよね。

飛騨コンロ、まとめ
飛騨コンロ、七輪とはまた一味違った「粋」な存在。
まとめておきましょう。
- 七輪よりコンパクト
- 室内、卓上で使用する炭火コンロ
- 四角い箱型で粋なデザイン
- 鍋物、焼きもの、炙りがおすすめ



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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