七輪!さんまの焼き方、徹底解説!

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七輪を使ったレシピ

秋といえば秋刀魚(さんま)!

さんまを美味しく食べるためには七輪の炭火焼を利用するのが一番です。

この記事では秋刀魚の準備から、七輪を使用した焼き方を解説していきます。

さんまの選び方

さんまの顔
さんまのおしり

さんまは身がプリっとしていて大きいサイズのものを選びましょう。

私は強そうな顔をしているさんまを探します。そして、ボディがキラキラしているものを選びます。

価格は1尾100円を目標にしています。今回使用したさんまはスーパーで大サイズ、2匹で390円のさんま。1尾195円なのでまだまだ高価格です。安くなってくると1尾100円で購入できますが、旬のものなので価格は日々変動しています。できるだけお買い物上手にいきたいですよね。

さんまの下準備

さんまの塩降り

さんまの塩降りに使用するのは食卓塩
たっぷりと振りかけます。

さんまの塩降りには食卓塩を使用します。いわゆる普通の塩です。

さんまに塩をふる時に「ひと掴み」と表現することがありますが、私はさんまに塩を振るときは塩を触りたくありません。

さんまをひっくり返すときや持ち上げる時にはどうしても指でつまみます。さんまは魚臭いです。触ってしまうと指が生臭くなるので、その手で塩を掴みたくないんですよね。

だから、食卓塩を使用!

使い慣れたビンに入っていますので、フリフリするだけです。塩を掴む必要はありません。

斜めにして水を抜く

さんまに塩を振りかけると余分な水分がさんまからしみだしてきます。

さんまを買ったときのトレーに乗せたまま、斜めにします。そうすると重力で水がしたのほうに垂れていきます。さんまを乗せたトレーの下のほうにはキッチンペーパーを敷いて置き、垂れてきた水分を吸い取るようにしておきます。

この状態で数分間、放置します。(放置している間に七輪の炭をおこしています)

さんまの頭落とし(閲覧注意!)

さんまのお尻の部分に包丁をあてる
さんまのおしりのぶぶんに切れ込みを入れる

さんまを掴んでお尻のほうを見ると、肛門があります。さんまの肛門の1cmくらい左がわに切れ込みを入れます。切れ込みはボディの半分くらいが目安です。

さんまの頭のほうに包丁で切れ込みを入れる
ゆっくりと引き出す
さんまの頭にくっついて内臓が取り出せます。

頭のほうにも切れ込みを入れたら、さんまの頭をもってグイグイっと揺らしながら引き出します。

頭を引っ張り出すと一緒に内蔵部分も引き出されて出てます。

スーパーで購入する際に、鮮魚部の人に頭を落としてもらう事ができます。今回スーパーで購入したさんまも「頭取りまで致します」と書いてあります。

魚を触るのが苦手な人や、頭を落とすのが怖い人は、頭取りをお願いするとよいでしょう。

七輪で焼くときは切れ込みは入れない

身の部分には切れ込みは不要

さんまを七輪で焼く場合は皮がパリっと焼きあがりますから、切れ込みを入れる必要がありません。

身の部分に切れ込みを入れてしまうと、焼いている中央部分からさんまの油がしたたり落ちてパリっと焼きあがらなくなってしまいます。

さんまを七輪で焼く

七輪で焼くために四角い網を使用する

幅29cmの四角い網
七輪の上に五徳をセット
七輪の上に乗せた五徳、さらにその上に乗せた四角い網

さんまを七輪で焼くときは五徳と四角い網を使用します。

丸七輪用の五徳には爪のような突起がでており、網を固定する役目があります。五徳は必須ではないのですが、五徳を置いたほうがさんまと七輪の炭火の距離もとれます。炭の火を直接さんまに当てたくないので、五徳を乗せて少し距離がとれたほうがよいです。

焼く部位の調整方法

さんまを丸七輪で焼くと横幅が足りません。丸網を使用すると、さんまの中央部分にばかり火力が集まって端のほうは焼けなくなってしまいます。

網を角網にすることで、さんまが七輪からはみ出した状態でも落ちないようにできます。

また、頭のほうだけ焼くとか、尻尾のほうだけ焼くとかの調整が非常にスムーズにできます。

軍手や手袋をして角網ごと持ち上げて焼く部分を調整できます。軍手をして角網の端をもてば手が熱くないので簡単に扱えます。

焼く場所を変えようとしてさんまに触らなくても、網を動かすだけで調整できます。

焼き色の確認と焼き上がり

下から焼き加減をチェックする

さんまを網の上にセットしたら、さんまのボディが美味しく焼けるまではさんまをひっくり返してはいけません。

とは言え、どの程度焼けたのかは確認したい!

網をそのまま持ち上げて網の下からのぞき込む方法が一番よいです。さんまの焼き具合が確認したくてさんまをひっくり返したり持ち上げたりすると、皮が網に張り付いたりすることがあります。

おいしく焼くためのポイント

しばらく網から動かさない

網の上に置いたら動かさない
網目上に焼き色のついたさんま

網の上においたらしばらく動かしてはいけません。ちゃんと焼けていない状態でひっくり返すと皮が網に付着してしまい、さんまがボロボロになってしまいます。

焼肉トングで向きを変えて立体的に焼く

背中を焼く、焼肉用トングが活躍

表と裏が焼きあがってきたら背中も焼いておきます。さんまを立てて置く場合、網の左側においてあるような焼肉用のトングを使用するとよいです。

トングでつまんで持ち上げられるくらい皮がパリっとする頃にはほとんど焼けていますが、背中の部分が生焼けになる事があります。

向きを整えて背中も焼きます。

炭の状態に注意

七輪でさんまを焼くシーンでは風口に向かってウチワで扇いでいるのを見かけたことはありませんか?

七輪をうちわで扇ぐということは炭に酸素を送り込んでいるということなので、火力をUPさせているってことですね。

さんまを焼くときは炎を魚に触れさせたくありません。しかし、高温で焼きたい!そんな時は七輪に炭をたっぷり入れて最初っから炭を真っ赤っかの状態にしておきます。しかも全部の炭を真っ赤にしておくとよいでしょう。

炭が真っ赤の状態でうちわで扇げば炭はさらに勢いよく熱を放ちます。炭から炎があがらない程度、熱が弱くならない程度にうちわで扇ぎます。パタパタパタ、パタパタパタ、って程度の扇ぎ方。優しくですね。

できあがり

美味しく焼けました。このままかじりついても良い焼き加減です。

七輪で美味しく焼けた、さんまの炭火焼

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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