焼いて食う。
ただそれだけです。
それだけですが、美味しくなるんです。
そこにはちゃんと重大な理由が隠されています。
この記事を最後まで読んで、炭火の極意を掴んでいって下さい。
火熾し
火熾しは超時短でできます。
絶対失敗せずに最短で着火可能です。

丸七輪のほうが火熾しが簡単です。
時間があるときは下のほうの炭が着火したら、上に木炭を追加して放置しておくだけで火が廻ってきます。
丸七輪で火熾しをしたら、その炭を全て角型七輪にザァーーって移動させます。

角型七輪のほうが大きいので炭を移動させたら追加の木炭を置いておきます。
そして、放置しておきます。

すると、このように完全に火が廻りますね。

角型七輪の脚にはレンガ、テーブルには耐火シート、そして背面には自作のアルミ箔ガードを立ててあります。
木炭も時々「パチっ」と爆ぜて飛ぶことがありますので、七輪の周囲は高温になると思って備えておいたほうがよいです。
燃えやすいものなどは近くに置かないのがポイントですね。

七輪が用意できたら、お皿やごはんを用意します。
屋外なので虫よけキャンドルを置いてあります。
虫よけといえばアース蚊取り線香ですよね。

挟んで使用する蚊取り線香専用の入れ物は安全だし、灰がポロポロしないです。私は山での作業や散歩のときにも使っています。
夏の必須アイテムです。
持ち歩くことがないなら定番の豚さんが可愛いですよね。
タスマニアビーフ

トップバリュ グリーンアイ タスマニアビーフシリーズです。
いいお肉がお手頃な価格で入手できて素晴らしい。

ひっくり返して、焼き色がしっかりとついています。

焼いてからカットすることで焼き加減を見ています。
中央がやや赤い色をしたレアな焼き具合を目安に仕上げます。

お皿に移動させます。

黄金のタレを付けて頂きます。

私は肉を食べるときにごはんも食べる派なので、ごはんと一緒にいただきます。

毎回同じような画ずらになるのですが、単純にこのスタイルの焼肉が好きなんですよね。
肉を焼いて、黄金のタレをつけて、ごはんと一緒に食べる。
最高に美味しいですよ!
牛レバー
牛レバーはいつも入手できるとは限らないです。
牛レバーは鉄分などの栄養が豊富です。
焼肉だとついついカルビばかりになってしまいますが、牛レバーがあれば味としても栄養としても、他のお肉にはないものが得られます。

トロっとしていて赤っぽいのが特徴ですよね。

牛レバーを焼いていきます。

焼きあがりました。

黄金のタレをつけて…。

ごはんと一緒に食べる!

牛レバーはクセがあるので、苦手な人も多いかと思いますが、七輪で焼くと美味しいですよ。
七輪で焼くと余分な水分が落ちるし、高温の炭火で焼かれた牛レバーは臭みも残しません。
フライパンで炒めた牛レバーとは全然違います!
牛タン
アメリカンビーフの牛タンです。

大きくて薄くスライスにされた牛タンがたっぷり入ってお買い得でした。


牛タンも炭火で焼けば最高です。
焼鳥
国産、もも串、ももねぎ串の焼鳥です。

冷凍の焼鳥です。
全部で20本近く入っています。

焼鳥に必要な調味料と言えば、「マキシマム」と「やきとりのたれ」です。

焼鳥を焼くのはとても難しいんです。
串焼きの極みともいえる焼鳥。
その焼鳥を最高に美味しく焼きあげたくて、色々と工夫を凝らしてきた私ですが、BBQスタイルで網で焼くのが一番ミスが少ないということを知っています。

6本先に乗せて、食べれなかったら困るしちょっとずつ焼こうかな?って迷っていたんですが、全部いっぺんに焼いたほうが美味しくなるので全部乗せました。

最初に焼いていたマキシマムを使った塩味ベースの焼鳥6本が先に仕上がりました。

しっかりと焼けました。若干のコゲ感も良い感じです。

かなりいい感じの焼き加減!
かじった最初の肉は柔らかく仕上がっていて、かつマキシマムも全体に均一に振りかけられていて、とても満足のいく仕上がりです!

続いてタレ味の焼鳥です。
ギッシリと隣と意図的にくっ付けながら焼いています。
焼鳥から脂が滴ると煙が立ち上ります。煙は焼鳥の隙間を潜って上昇していきます。
脂の滴った煙と肉が接触することで、焼鳥になんとも奥深い風味をプラスしてくれているのです。
フライパンやグリルで焼いてしまうと、滴り肉からの煙が発生しないので炭火感も風味もプラスされません。
炭火焼きをしているお店の近くを通ると「いい匂いだなぁ~」って感じることがありますよね?
あの「いい匂いだなぁ~」と感じるのは煙の効果で、それがそのまま焼鳥の肉にくっついているんです。
だから、七輪で焼く炭火焼料理は美味しくなるんです!
焼鳥だって焼肉だって、牛レバーだって、牛タンだって、炭火焼が美味しいんですっ!

まだ網の上で焼かれているので、一度お皿にとります。

お皿にとってきたら「やきとりのたれ」を上からトローっとかけていきます。

タレをつけて再び焼いてもいいですし、そのまま食べてもいいです。
私はタレをつけてそのまま焼鳥を食べながら、他のタレ味の焼鳥を焼きました。
タレ味の焼鳥はタレを潜らせてから再び火を通すことでマイルドな仕上がりになります。
お皿にとるたびにタレを重ねてこってり系焼鳥を目指します。

焼きあがったタレ味の焼鳥はどれも最高に美味しいです。
もも肉なので焼き上がりがふっくらするし、「やきとりのたれ」が甘辛味で焼鳥にしっかりと絡みついているんですよね。
お店で食べる味となんら遜色ないっ!
まとめ
焼き鳥を焼き終えてみれば、あっとゆうまに辺りは真っ暗。
夜になっていました。
家の中からランタンを持って来たりして灯りも追加しています。

さてさて、最初は食べられるかな?なんて心配していましたが、ほとんど食べてしまいました。
2本だけ残ったので明日の朝に食べます。

片付けをしていたら、最後にろうそくと七輪だけが残りました。
ろうそくの灯りに照らされる七輪…。
なんだかオーラを放っているような気がするのですが、何故でしょう?笑
いつも楽しく美味しい炭火焼料理をありがとうございますっ!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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