七輪!リールのメンテナンス

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今回ちょっと番外編で、釣りのリールメンテナンスです。

釣りの道具には「リール」というマストアイテムがあるのですが、キャンプ道具と比較しても、かなりアクティブに使用するため色々と不具合がおきてきます。

ジャリジャリと異音が発生するようになってしまった、私のリール。

ヘッジホッグスタジオさんから引用しております

“https://www.hedgehog-studio.com/product/22134“

最初はどこかのギアにグリスを塗れば治るだろうと思い、分解しなくてもグリスアップできる本体内部のNo56やNo85にグリスを追加してみましたが、治りませんでした。

諦めきれない私は、もう買い替え覚悟の自己責任で分解を試みます。

こんなにパーツがあるんですから、分解したって治るかわからないし、そもそもバラしたあとに戻せる自信がありません。

ところが、意外な場所に辿りつきました。というか、もっと早く気がつけよ!と言われそうな、よくあるパターンの異音らしいのですが、No19:ボールベアリングからの異音を突き止めました。

そして、これを交換し異音が解消されました。

ネットでベアリングを発注し、1週間くらいで届いて交換して、なんとか治ったリール。

喜び勇んで釣りに行くと、異音は無くなって快調!

快調、快調~!

気分良く釣りを楽しんでいたのですが、あることに気が付きました。

「ドラグの音が鳴らない…」

ラインが送り出されていくときに鳴る「チキチキ音」が発生しないのです。

魚が針にかかったときに泳がれると、リールからラインが放出されるのでドラグ音が発生します。

私はルアー釣りがメインなので、魚が針にかかれば手に伝わる感触でわかります。リールの様子は回しているからわかるし、逆回転も見ればわかります。

まぁいいやと思ったのですが、実はドラグ音が無いとかなり困ったことになりました。

テンションの強さがわからなくなってしまったのです。

魚を釣り上げたあとや、ルアーを替えたときに、ドラグの強さを調整するのですが、私はいつも手でラインを引っ張って「チキチキ音」で強さを確かめていました。

いつも自然に確かめていたこの「チキチキ音」が無いと「あれ?」という不思議な感覚に陥り、気持ちが悪いのです。

いつもどのくらいの強さにしていたのか、わからなくなったため、なんとも複雑な不安定な釣りになってしまったのです。

五感の一部が機能していないような感覚です。

些細なことですが、ボールベアリングを交換して快調だったはずなのに、いつもと同じ釣りができなくなりました。

帰ってきた私はここでも諦めが悪く、また分解図を見てあれこれ調べることになりました。

スプールを外してみると、No8:スプールピンバネが無くなっていることに気が付きました。

メンテナンスのときにグリスをふき取ったり、回転を確かめたりしているウチに欠落したのです。

よくよく思い起こせば、メンテナンスのときに極々小さな針金のようなものがポロっと落ちたのですが、私はゴミだと思っていました。

実はそれがスプールピンバネだったのです。

本来であれば「No7:スプールピン」と「No9:固定ボルト」の間に挟まっているハズのスプールピンバネが無い。

しかも、このパーツは取り寄せ品がありませんでした。

なにせ2013年のセフィアBBです。交換パーツがないのも納得。

いよいよ、リールの買い替えか…

でも何とかならないかな?と往生際の悪い私。

ホームセンターでキックバネを買ってきました。

こいつを加工してスプールピンバネの形に加工すればなんとかなる!

そうそう、こんな感じ。

ところが、これ見てわかりますかね?

スプールピンとバネを入れると固定ボルトの高さより高くなってしまい、ネジ山の部分に達してしまいます。

これだと取り付けたときにスプールピンバネを締めこんでしまい、バネが機能しません。

ホームセンターで買ってきたキックバネの巻数が3巻もあるので、厚すぎるのです。

惜しい!実に惜しい!!

なら、針金でスプールピンバネを自作するしかないか、と思って何度かチャレンジしたのですが、バネを手曲げで作るということは不可能でした。

「No7:スプールピン」と「No9:固定ボルト」を見つめながら途方に暮れます。

そこにさらに、キックバネを並べてトホホな気分…

厚みを見たり、形を確かめたりしますが、もうダメかと…

いよいよ諦めの時がきてしまいそうです。

キックバネのバネ機能自体は問題なさそうなのですが、この組み合わせが成り立たない…

最後の手段です。

New固定ボルトを作ろう!

ホームセンターで買ってきたキックバネの厚みが収まるように、固定ボルトを作りなおせばよいではないか!

とはいえ、こんな特殊な形状のボルトどうやって作るのか。

私は考えました。

閃いたアイデアは、M2のナットの六角形をヤスリで削って丸くする。それをスプールピンとスプールピンバネの厚みがちょうどよいバランスになるようにする。

という、無謀な計画です。

私はこれをやり切りました。左が加工前のM2のナットです。

一番右の形になるまで丸く削りました。

電動ドリルと金ヤスリ…。

往生際の悪いおじさんが自宅の部屋に籠って、電動ドリルをウィーンウィーンと回しながら、ナットをヤスリに押し当てて、ゴリゴリと削りました。

家族がみても、誰がみても、「何やってんの??」と問いたくなるような不思議な光景です。

ナットのカドを削りとり、丸くなるまでひたすら削り続けました。

削ること2時間…

アイテムは揃いました。

左から順に、New固定ボルト、ホームセンターのキックバネ、スプールピンバネ、高さ調整ようのワッシャです。

スプールピンとスプールピンバネを重ねると、イイ感じ。

ワッシャを挟んで高さもバッチリです。

これをスプールのネジ山に固定します。

純正ではないので手作り感まんさいですが、何とか組付けが終わりました。

右に弾いてバネの効きをチェックします。

弾いたあとはちゃんと中央に戻ります。

お次は左に弾いてチェック。

こちらも良好。弾いたあと、ちゃんとバネが機能して中央に戻ります。

紆余曲折ありましたが、なんとか修理完了!

このリールもいつかは役目を終えて引退のときを迎えますが、メンテナンスしながら大切に使っていこうと思います。

いろいろと不具合がでたときにAIに聞いても解決しない問題は「七輪マスター」に相談すると、解決できる可能性がありますよ。笑

この記事誰かの役にたっていただけたら幸いです。

釣れなかったときでも、不具合のない道具で戦うのは気分がいい。

魚が釣れなかったとしても、海にくると気持ちがいいです。

焚き火を眺めるのと同じくらい、潮風にあたるのが好きかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

26セフィア欲しいなぁ…

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